朝の、開け放しの日。
朝のCOCOLABを、開けています。説明はありません。コーヒーを淹れて、本を読み、座っていてもよい時間です。
日程をみる →COCOLABは、SENqの実空間です。
見学のためではなく、
家を建てる前に「どんな時間が好きだったか」を、
少しだけ思い出してみるための場所です。
朝、窓から光が差し込む時間。誰かが入ってきて、ゆっくりとコーヒーを淹れて、特に何をするでもなく、しばらく座っていました。
たぶん、家でもこういう時間を過ごしたかったのかもしれません。
椅子も用意してあったのに、その子は床に座って、本を読んでいました。両親は、テーブルの方で、別の本を読んでいました。
距離は、近すぎず、遠すぎず。それで十分、ということもあるのかもしれません。
外がだんだん暗くなって、室内の灯りが、自動ではなく、誰かの手でひとつずつ点いていきました。明るすぎず、暗すぎず。
夜が来るまでの、短い時間。話すこともなく、ただ座っている時間が流れていきました。
家づくりの話は、間取りや性能の話から始まることが多いです。けれど、本当に大切なのは、「どんな時間を過ごしたいか」のほうかもしれません。
でも、それは言葉だけでは、なかなか伝わらないものでもあります。
COCOLABは、空間そのものを売るためではなく、ここで流れていた時間を、少しだけ感じてみるための場所として、つくりました。
説明することよりも、ただ、座って、光を見て、音を聞く。それだけで、十分なこともあるのかもしれません。